魔道祖師 おすすめ中華BL 感想レビュー
最近中華BLのアニメや小説・マンガを見かける機会が増えていませんか?
アニメは日本が強いと思っておりましたが、最近では海外もかなり力を入れております。そのクオリティはかなり高く、日本でも海外作品に沼っている人が続出しているようです。
私も数年前にAmazonプライムでたまたま観た中華BL「魔道祖師」にドハマりして、ネットで作品情報を検索したり既刊作品を買い漁りました。
作品紹介で少しでも興味を持っていただけたら幸いです。
魔道祖師(小説)
著者:墨香銅臭 発行:ロンティアワークス レーベル:ダリア文庫e
ストーリー
エロ(本編) エロ(番外編)感想レビュー
原作小説は、日本で言う「小説家になろう」のようなウェブ小説サイトから本になった作品になります。
日本にはなかった「古代中国の仙人がいる世界」という設定が斬新で面白いのですが、この世界観が曲者で設定を把握するのに苦戦しました。ただ、読み進めていくうちに自然と慣れると思います。
あと、同じ人物だけど呼び方が4パターンくらいあります。最初は覚えるのが大変ですが、どの呼び名を使われているかで登場人物同士の距離感がわかったりしてきます。日本でも苗字・名前・あだ名・愛称呼びの違いがあると思いますが、そんな感じです。
物語序盤から中盤くらいまでは、BLというよりは友情・人情という感じで、ストーリー自体もミステリー要素が強いです。
主人公は不幸体質?なのか、かなり理不尽な目にあったりします。周りは敵ばっかりで四面楚歌状態のかなり苦しい状況にもなります。周りには敵ばかりの中、一人だけ自分の事を信じてくれた人がいる。そんな深い愛がこの作品にはあります。
4巻の最終話と番外編には濃厚な絡みが出てきます。今までのテイストとのギャップから、二次創作か?と思うくらいエロいです。それまで培ってきた関係性がちゃんと描かれた後のエロなので、テンション上がること間違いないです。
単巻(小説)
アニメ・小説・ドラマ・漫画 何から見始めればいい?
「魔道祖師」はアニメ化や実写化もされていて、実写化は「陳情令」という名前に変わっています。
私はアニメから観て沼ったんですが、アニメから話の全てを理解するのはまず無理です。アニメではまず時間の関係でかなりカットされているのと、世界観とか設定が盛りだくさんなので初見では把握しきれない感じです。ただ、雰囲気や登場人物の関係性などはアニメを観るとわかりやすいかと思います。
アニメ・小説について
個人的な意見としては、アニメやドラマを観てから、小説を読むことをかなりおすすめします!私自身もアニメで雰囲気がわかったうえで小説を読んだのですが、小説には細かな設定や登場人物の細かな心理描写が書かれているため、かなり解像度が上がりました。そして、アニメでは理解できなかったシーンの意味なんかも小説で補完することができました。
実写化ドラマ「陳情令」について
アニメ以上、原作未満の解像度になるかと思います。なので、アニメ→ドラマ→小説の順で見れば徐々に解像度が上がるので、小説を読んだ時もスムーズに世界観に入れると思います。私自身はアニメ→小説→ドラマの順で見たのですが、アニメから小説でも問題なかったです。少し話が飛びますが、ドラマに出ている俳優さんがは皆さま男なのにとってもキレイ
す。マンガについて
マンガですが、実は2パターンあるので間違えないよう気を付けてください。
①中国のマンガを日本語翻訳したもの(フルカラー) 現在2巻まで発行されている
➁原作小説を基にした日本版マンガ(モノクロ+赤の差し色)現在2話まで発行されている
どちらも原作小説に忠実で、小説に絵を付けたような感じに仕上がりです。原作と全く同じとは言えませんが、再現度は高いのでアニメ・ドラマ・小説をまったく見ていない方でも分かり易くなっているかと思います。小説は活字アレルギーで読むのが難しい、アニメ・ドラマを全話観る時間がない、という方はマンガで見るのもありかもしれませんね。ただ、2パターンあるマンガは日本版ではどちらもまだ完結していないので、完結まで気長に待つ必要があります。
おすすめ順:アニメ→ドラマ「陳情令」→小説
※マンガはアニメと小説のハイブリッドだけど未刊がある
漫画【日本語翻訳版】 最新刊3巻2024/11/22 紙版&電子版同時発売
著者:落地成球 原作:墨香銅臭
発行:ロンティアワークス レーベル:ダリアコミックスe
漫画【日本語版】
著者:ゆずりん 原作:墨香銅臭
出版社:ソニー・ミュージックソリューションズ
→コミックシーモアで先行配信中