ノっぴきならぬ あらすじ&感想レビュー
AOI
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こんにちは!AOIです。今回もおすすめなBLを紹介していきたいと思います!
ノっぴきならぬ
著者:こふで 発行:双葉社 レーベル:チルシェコミックス
切ない
泣ける 胸キュン 心温まるあらすじ
七年前のある日、奴は姿を消したーー ひと目見るだけでいい、今もまだ忘れられずにいる。時は江戸、向島にある高級料亭の美丈夫な旦那と、侠気あふれる色男の恋物語。
名も明かさず逢瀬を重ねていた二人だが、ある日突然姿を消した八重辰。彼との夜が忘れられなかった寅次は、その“美しい男”を探し続け、ついに再会を果たすことができた。
しかし、ようやく出会えた八重辰には幼い娘がいて…!?
店や娘の事で日々ムリをしながら頑張っている八重辰を、色恋でなかったとしても奉公人や友としてそばにいて支えたいと思う寅次。色々なしがらみの中で導き出した答えはーー!?
感想レビュー
お互いに相手の事を想いながらも、立場やしがらみに囚われてすれ違ってしまうのが切なすぎます。寅次の色恋でなくてもいいから八重辰の事を支えたいという一途な想いも切なくもあり胸キュンでもあります。
どこまで踏みこんでしまっていいのか距離を測りかねているもどかしさがありますが、好き同士だけどプラトニックな関係だからか、雰囲気や空気感にエロスが漂ってます。
店の奉公人がみんな若旦那の事を慕っているし、娘も素直でいい子なので、日常生活でのちょっとしたやり取りは見てほんわかします。
時代ものの純愛で切ない胸キュンストーリーを読みたい方には、ぜひ読んでいただきたい作品です。