午後の光線 感想レビュー

こんにちは!AOIです。今回もおすすめなBLを紹介していきたいと思います!
午後の光線
著者:南寝 発行:KADOKAWA レーベル:カドコミ
おすすめ度
感想
アメトークでお笑い芸人のハライチ岩井さんが紹介していたマンガ。
冒頭の一部を紹介していたのですが、その時の感想が「ホラーみたいなほの暗さと、怖いもの見たさをそそる作品」でした。
「そんな素振りが全くないのに、急にBL描写が入ってくる」との紹介を聞き、腐女子としては気にならないわけがない。そして、絵がキレイってわけではないのに人気急上昇作品として気になっていた作品だったので、少し迷いましたが読んでみる事に。
レビューでは「泣ける、1冊なのに内容が深い、ラストが衝撃」など気になる感想が盛りだくさんでしたが、正直、個人的にはあまり好きな作品ではなかったです。好きな方には申し訳ないです。
ハピエンではないと知りながら読んだのですが、それにしても私には刺激が強すぎました。BL要素的には全く問題なかった(むしろ物足りないくらい)でしたが、ストーリー内容とラストがヘビーすぎた。次の日の仕事に支障をきたす位には衝撃を受けました(笑)
ただ、刺激が強いとは言いましたが、物語の進行事態は淡々と静かに進んでいきます。代り映えのしない生活の中で、予期せぬことがいきなり何の前触れもなく起こったり、でも日々は登場人物の心情を置き去りに淡々と過ぎていく感じ。リアルすぎて心が痛くなりました。
とまぁ、好き嫌いはかなり分かれる作品です。ただ、どちらにしても読めば何かしらの刺激を受ける事は間違いなしです。精神衛生上あまり良いものではない気がしますが、読後に色々と考えさせられる作品でした。
読むか迷っている方には、100%のおすすめはできないけど、「作品を好きな人も多いから気になるなら読んでみたら?」くらいは言えるかな(;^ω^)