イキガミとドナー あらすじ&感想レビュー
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今回ご紹介するのは山中ヒコ先生の「イキガミとドナー」ですが、この作者様の作品は泣ける作品がたくさんあります。
泣くといっても、悲しいというわけではなくて、切ない・感動・共感によって思わず涙ぐんでしまいます。BLで感動作を読みたいならこちらの山中ヒコ先生の作品を読んで損はないです。
イキガミとドナー
著者:山中ヒコ 発行:祥伝社 レーベル:onBLUE comics
泣ける
ストーリー重視 エロ 切ないあらすじ&感想レビュー
孤独な人間戦闘兵器”イキガミ”(攻め)×平凡な教師”ドナー”(受け)
ストーリーは、イキガミというスーパーマンのような人間兵器がいるという特殊な設定のもと展開されます。イキガミは特殊能力を持っている代わりに、薬が一切効きません。唯一「ドナー」の体液だけが薬になります。
国のために戦闘員として命を懸けて戦うイキガミと、イキガミのために自己犠牲を強要されるドナーの難しい関係性が描かれています。
ドナーは何人もいるわけではなく、1人のイキガミにただ1人しかいません。
イキガミの鬼道(攻め)は、家族や友達などいない孤独な少年です。今まで人との交流がなかったせいか、不器用で自分のドナー(受け)とも衝突してしまうこともあります。ただ、その生い立ちや小さいころからの思いがわかると切なすぎて胸が苦しくなります。イキガミの鬼道が自分のドナーに依存してしまうのもわかります。
そんな攻めの生い立ちを知った受けが、鬼道に優しく寄り添う包容力がたまりません。
設定規模やテーマかなり大きいですが、上下巻に上手くまとめられており、読後は優しい穏やかな気持ちになります。
単巻
スピンオフ作品
イキガミとドナーにも登場している、他のイキガミとドナーのお話です。こちらも切なくて感動するお話になっておりますので、ぜひ併せて読んでみてください。
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