嫌われ者の転移者は、出戻った異世界で溺愛される あらすじ＆感想レビュー
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５人の王 あらすじ＆感想レビュー
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こんにちは！AOIです。今回もおすすめなBLを紹介していきたいと思います！
5人の王
著者：絵歩 原作：恵庭 発行：フロンティアワークス レーベル：ダリアコミックスe
シリアス ミステリー要素 エロ
あらすじ
神の血を受け継ぐ“5人の王”が治める国、シェブロン。親がおらず身寄りのないセージは、「星見」と呼ばれる神の力を持つ幼い妹を守るため、傲慢で冷酷な青の王・アジュールに身を委ねることを決意した。
妹の身代わりとして生活する代わりに青の王の所有物となったセイジは、偶然出会った赤の王・ギュールズの優しさに心癒され、淡い恋心が芽生える。
しかし、青の王アジュールの所有物であるセージが他者に想いを寄せることは許されるはずもなく、アジュールは嘲笑うようにセージの感情を弄び始める――。
感想レビュー
原作小説がある話で、できれば小説を読みことをおすすめします！作品全体の雰囲気とかキャラの細かい心理描写がわかるので、かなり作品の解像度が上がります。
初め、青の王・アジュールが何を考えているのかわからず、良い人なのか嫌な奴なのか判断できなかったのですが、わからないからどんどん気になっていってしまうようなキャラでした。振り回されるセイジの気持ちとシンクロしてしまいます。
伏線が随所にあるため、点と点が線になった時の「そうだったのか！」がすごいです。ラブストーリーではありますが、ファンタジーやミステリー要素が多く含まれています。
全体的にシリアスで主人公の不遇が心苦しいのですが、最後はちゃんとハッピーエンドです。最後、妹のヒソクとのやり取りは涙なしでは読めません。読後は切ないながらも穏やかになれるような作品だと思います！
